あんなにビザが出ないと喚いていた頃は、せっせとブログを更新していたにも関わらず、いざビザが発給されて入国し、家も見つかって生活が落ち着くと、全く何も書かずに来てしまいました。気付けばなんと5ヶ月目が終了し、6ヶ月目に突入していました。
こちらのブログでやり取りしていた、サブクラス408が発給されずにいた皆さまも無事にオーストラリアに入国できたでしょうか。
これからサバティカルでオーストラリアに来られる方々にとって、少しは有益な情報をシェアできたらと思います。オーストラリアで暮らしてみて驚いたのは、日常のんかあに「ちょっと得する仕組み」がたくさんあることです。観光だけでは気付かない、現地の人の暮らしの工夫や、子育て世帯に優しい仕組み…。今日はわたしがオーストラリアパースで実際に生活してみて、「知って良かった」と思える生活する上で知っておいて損はない！内容をご紹介します。
🥝子どもに嬉しい！スーパーの”フリーフルーツ”
オーストラリアのスーパーには、子どもに嬉しいサービスコーナーがあります。「Free Fruit for Kids」と書かれたカゴに、バナナやリンゴが入っていて、買い物中に子どもが自由に店内で食べてOKなんです。
最初は「本当に無料なの？」と半信半疑でしたが、小さな子どもはもちろん、高校生くらいのキッズ？までみんな自然に手に取って、店内でモグモグと食べています（笑）
娘も買い物のたびに「バナナ食べたーい！」と、free fruitを狙うようになっています。おかげで買い物中もグズることはあまりなく、カートに乗りながら静かにフルーツを食べていてくれるので、親としてもとっても助かります。日本でも導入してほしいくらい。
こういう子育て中の親を支える小さな優しさが、オーストラリアらしいなと感じます。
ちなみにですが、時間帯によっては空っぽになっていることもあります。バナナは青すぎるものは避け、林檎も緑色のものは皮が硬いのでオージーのように、皮ごと食べるのに慣れていないキッズは気を付けることをおススメします。
WA州には大手①Woolworthと②coles以外にも、ドイツ系スーパーの③ALDIやWA限定の24時間営業④spudshed、地元でとれた新鮮スーパー⑤Farmar Jack’sなどがありますが、今のところ①②以外では見たことがありませんので、そこもお気をつけくださいね。
🛒スーパーのセールは水曜日スタート！
この見出し、正直意味不明ですよね。わたしも最初はよくわかりませんでした。日本だと、特売日って日にちで指定されていません？例えば「11月7日（金）～9日（日）の週末セール！」みたいな感じで。（集客を狙って週末などが多いですよね。）
しかし、オーストラリアでは毎週水曜日に「1/2 Price（半額セール）」が始まります。毎週です。どんな商品が半額になるかは、水曜日を迎えるまでわかりません。そして、1週間（火曜日まで）同じ商品のセールが続くのです。
なので、チラシやアプリを見て「あ！今週は〇〇が半額だ。週末に買おう～」などと計画を立てることができるのです。残念ながら、人気商品は早めに売り切れてしまうこともありますが、そんな時にも実は裏技があります。
店員さんに「次、入荷したらセール価格で買いたいんだけど」とお願いすると、小さな引換券のようなものにメモをしてくれます。セール期間が終わっていても、その引換券があると、セール価格で商品を購入することが可能です✨
このように「セールは1週間続く」ということを知っておくと、焦ってたくさん買ったり、ムダ買いをしたりすることを防ぐことができます。我が家でも洗剤やトイレットペーパー、おむつやシャンプーなどは半額の時に買い溜めをしておくようにしています。
デメリット？としては、水曜日になるまでどの商品が安くなるかがわからないので、前の週に普通の値段で買ったものが、半額になっているのを見ると、気分が萎えるということがあります。こればっかりは仕方ないのですが（笑）
⛽ガソリンは火曜日が狙い目！
もう一つ、知らないと損するのがガソリン価格のサイクルです。オーストラリアでは火曜日が最安値！その後は週末に向けてどんどん価格が上がっていきます。
日本のように一律価格ではなく、日ごとに大きく変わるのでビックリしました。例えば、月曜日は$1.80/㍑だったのに、金曜日には$2.20/㍑になっていることもあります。
わたしの住むWA州では、政府のサイト「Fuel Watch」で地域ごとの価格が毎日確認できて、とても便利です。月曜の夜、または火曜に満タンにしておくのが、オージー流の節約術です。
🚻トイレの”ファミリールーム”が神がかっている！
子連れで外出していて感動したのが、トイレのファミリールーム(Parenting Room)。ショッピングセンターや大きな公園には必ずあり、設備がとても充実しています。
広い授乳スペース、おむつ替え台、子ども用の小さなトイレや洗面台。場所によっては給湯器や電子レンジまで置いてあり、ミルクを作ったり、離乳食を温めることも可能です。
大人のトイレと同じ個室内に子ども用トイレがあるものもあり、自分も用を足せるし、子どもの用もたせるし…と一石二鳥です。（ベビーカーやショッピングカートのままだと、普通のトイレには入れず、自分のトイレを我慢することってありません？？？）
中でも驚いたのが、小さな子どもが遊べる柵付きのエリアがあり、TVからはアニメが流れ、壁に備え付けのおもちゃがあります。チョット荷物を整理したい時、手を洗いたい時、お化粧を直したい時など、このエリアに入れて（横目で見ながら）自分のこともサササッとできるのが素晴らしいと感じました。
日本だと何となく「お母さん専用」という感じがありますが、オーストラリアではお父さんはもちろん、おじいちゃんやおばあちゃんも普通に入れます。どの家族も気兼ねなく利用できる雰囲気で、本当に使いやすいです。
日本ではワンオペの方も多いので、ファミリールームとっても需要があると思うんですが…。
🏞公園は無料の遊び場＋BBQスポット
オーストラリアの公園文化も素晴らしいです✨大きな公園には日よけ付きの遊具、水飲み場、トイレが完備されています。遊具も公園によってコンセプトが異なり、日本では見たことのない遊具もたくさんあります。結構、小さな子どもには難しいんじゃない？というようなものもありますが、オージーの子達は怖いもの知らずで、ガンガンのぼっていくのでいつもビックリしています（笑）
また、オージーの人たちはBBQ（バービーと呼ぶ！）が大好き♡なので、公園にも誰でも無料で利用できるBBQグリルが沢山あります！
使い方はとても簡単。ボタン一つで鉄板が温まるので、その上にアルミホイルなどを敷き（敷かなくても良いですが、焦げついたり汚れたりするのが気になるので）、ソーセージやバーガーなどを焼きます。こちらではあまり野菜などは焼かないみたいで、玉ねぎやピーマンを焼いている人は見たことがないです👀あると便利なのが、フォーム式のスプレータイプのオイル。スプレータイプなので、持ち運ぶ際にこぼれることを心配する必要がなく、とっても便利です。スーパーでも普通に売っています！
週末は家族連れがピクニックや誕生パーティーを開いていて、食材を持ち寄るだけで楽しい休日になります♪
日本だと有料のキャンプ場やBBQ場を予約することから始まりますが、こちらでは「今日、天気良いからバービーしちゃう！？」という感じで気軽にBBQができちゃいます。お金をかけずに楽しむ文化が根付いている感じがします。
💳スーパーのポイントカードで節約！
オーストラリアのスーパーでは、ポイントカード登録が必須級です！！もう絶対にしてー！とお願いするレベル（笑）
大手スーパーのWoolworthなら「Everiday Rewards」、colesなら「Flybuys」です。どちらも無料で作れて、貯まったポイントは割引やギフトカードに交換可能です。
アプリと連携すると「あなただけの特別オファー」などが届き、普段自分がよく買う商品を買うだけでポイントが2倍になることもあります。
毎週、リワードを「ブースト」（というボタンをアプリ内で押すだけ）すると、ボーナスポイントももらえたりするので、アプリは要チェックです✨
「そんなこと言っても、どうせ大して貯まらないでしょう」とお思いのそこのあなた！←誰ｗ
全然そんなことはなく、こちらに来て約半年経ちますが、合計で約1万円分のポイントが貯まり、お会計の際に使ってきました。（具体的に言うと、買い物をして2000ポイント貯まると、$10分のバウチャーが届きます。これをWoolworthとcoles併せて、10回ほどバウチャー発行しました！お得！）
🍞食品の値下げタイミングもチェック！
これはしばらく、そのスーパーに通わないと難しいかもしれないのですが、知っておくと便利なのが値引き時間と値引き商品の陳列棚。
Woolworthやcolesでは閉店前の5時～６時頃にパンやスイーツが30～90％OFFになることがあります。$8のドーナツセットが$1.4になって購入したこともあります。すごい値下げ幅ですよね。
また、冷蔵の肉コーナーの一角に「Great buy」コーナーがあり、こちらには賞味期限の近い（当日のものもあり！！）肉や牛乳、ヨーグルト、チーズなどが売られています。我が家に近いWoolworthでは、朝一もしくは12時過ぎに棚がいっぱいになってることが多く、15時頃だとすっからかんということもよくあります✋
🚙駐車場や公共交通機関の小ワザ
路上駐車大国オーストラリア🐨街中を走っていると、道路の両側にズラっと車が並んで駐車しているのをよく見かけます。
エリアによっては細かく駐車時間が決まっていて、標識には「１P」「２P」「No Stopping」などの文字が並びます。（それぞれ、「1時間以内」「2時間以内」「駐車禁止」の意味。）最初はルールが難しいと感じましたが、慣れてしまえばとても簡単です。
わたしが愛用しているのは「Easy Park」という駐車アプリなのですが、駐車したゾーンナンバーを入力するだけで、スマホ上で駐車料金を支払うことができます。「あと10分だけ延長したい！」という時も、駐車場所に戻ることなく、アプリで時間を追加するだけなので本当に便利です。しかも、使った分だけ課金されるので、予定よりも早く出発する場合はアプリで操作すれば、差額は請求されません。
レンタカーで移動する予定の観光客の方こそ、このアプリはとっても便利だと思うのですが、残念ながら電話番号の入力が必須のため、どうしても使いたい場合は、電話番号付きのSIMを購入する必要があると思います。（日本の電話番号で登録して渡豪後に使用しようとすると、うまく使えないそうです…💦）
ちなみに、オーストラリアは違法駐車がめちゃくちゃ厳しく、10分でも過ぎると罰金を取られる可能性があります。ショッピングセンターなどでも利用時間が決まっているので、時間をしっかり確認しないと痛い出費となってしまうのでご用心ください。
また、公共交通機関を使うのであれば「Smart Rider」カードの利用がおすすめ。現金よりも安く乗ることができ、乗り継ぎも自動で割引される優れもの。そして、1番嬉しいのが日曜日はパース市内は、全てFREEになるんです😻バスや電車はもちろん、なんと船まで！ただ、一点注意事項があり、必ず！必ず！！乗車前にタグオン（改札等でピッとする。場所によっては改札が無い場所もありますが、必ず駅のどこかにあるので探してピッとしてください！）すること。さもなくば、車内でチェックをされて約1万円/人の罰金が課されます。こんなことになったら、最悪の日曜日になってしまいますので、必ずタグオンをお忘れなく！
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