駐在妻(駐妻)とサバティカル妻(サバ妻)の違い

サバティカル

駐妻との違い

ネットで、海外で生活している人のブログを探すと「海外赴任」「海外生活」「海外駐在」などというキーワードがヒットします。
多くの場合は、旦那さんが海外で仕事をするように命じられ、それに奥さんやお子さんが帯同するようです🛫
そこで「駐在妻」略して「駐妻」というワードを知りました。
最初は「ふむふむ、同じような環境にある人だな。ブログで準備についてチェックをしよう」と思っていたのですが…読めば読むほど全然状況が違う😨😨😨💦
具体的には金銭面です。詳しくは後述しますが、駐妻の皆さんが非常に優雅な生活を送っていらっしゃるのも頷けるほどの様々な面での保障が充実しています。
一方、サバティカル妻たちの情報は捜してもなかなか見つからず…。
ということで、これはきっとこれからサバティカルへ行かれる方も同じ気持ちになるはずだと思い、今の混乱状態も含めて記録に残したいと思います。
きっと、いつか誰かのお役に立てる日がくる・・・はず。(来なければ、自分自身の記録として残しておきます。)
と、いうことで!駐妻に対抗(?)して、サバティカルに帯同する妻のことを「サバ妻」として、普及していこうと思います😊笑

会社負担内容の違い

海外赴任・海外駐在の場合、現地での生活に関わる様々な部分を会社が負担してくれることが多いようです。具体的に見ていきたいと思います。

  • 手続き費用(パスポート・ビザ)
    ⇒我が家の場合、パスポートは家族3人分既に発行済みだったため、費用はかかりませんでしたが、基本的には自己負担。
  • 引っ越し費用
    ⇒基本的に自己負担。どこの業者に依頼するかを選び、見積もりをしてもらい…とこれからやらなければならないことが山積みです。
  • 航空券
    ⇒夫の分のみ支給されます(往復分)。しかし、家族の分は自己負担かつ自分たちで手配する必要があるため、これもビザが下りてから色々なことを考えながら急いで取る必要があります。
  • 健康面(健康診断・予防接種)
    ⇒健康診断・予防接種をするようにというお達しがなく(そんなことあります?)、現在確認中。娘も日本脳炎など海外ではできない予防接種はしておこうかなと考えています。
  • 現地での保険
    ⇒これが実は非常に大きな問題で、自己負担です。現地の保険会社にアクセスをし、色々な保険会社のプランを見比べて選択をするのですが、日本と異なり多少の怪我や病気ではあまり病院へ行かないそうで…。大人だけなら、それでも良いのですが、2歳の娘がいるため、かなり悩みながら選びました。
  • 現地の住宅(斡旋・家賃)
    ⇒1番最後にして1番の大きなハードル。自己負担です。そして、自分たちで家を見つけなければなりません。ワーホリ用のシェアハウスなどはあるのですが、1年間家族で生活できる賃貸物件。果たして見つかるのでしょうか。

コメント

  1. yagi より:

    こんにちは。私も408ビザ取得を目指しており、とても勉強になりました。
    4か月越しのビザ取得、本当にお疲れさまでした。
    無事渡航できたブログを拝読し、私もとても嬉しいです。
    私の場合、先日大学にCVなどの必要書類を提出したところで、まだスポンサーレターがいただけていません。
    本当は10月に渡航したいのですが、ご指摘の通り、現在ビザ申請から4か月で50%、6か月で90%の方に発給されるようなので、難しいかもしれません。
    それでも、催促の末、思わぬ進展があったとお伺いでき、大変心強いです。

    さて、私の場合サバティカルを自分がとり、家族特にこどもを帯同したいと思っています。
    私は渡航費やビザ取得に係る費用は、自分の分しか研究費がおりません。
    fujikoさまの場合、ご家族のビザ取得代金も、旦那さまの学校が出してくださいましたか?
    それともご家族の分はまかなわれず、ご家族で申請され、旦那さまと、fujikoさま・おこさまの会計を別々にできたのでしょうか?

    家族で申請すると、私の分の申請費用も自己負担になるのではと心配しております。
    家族一緒の申請vsお金 で天秤にかけなければいけないのか、それとも家族で申請しても自分の分だけ請求できるのか、何か情報があれば教えていただきたいです。

    • fujiko より:

      こんばんは。ブログへのコメントをありがとうございます。10月からサバティカルの予定とのことで、ご準備に奔走されている毎日を送られていることと思います。サブクラス408ビザの発給遅延がそれまでに改善されることを祈るばかりです。お役に立てるかわかりませんが、我々の状況をお伝えできる範囲で答えさせていただきます。
      まず、渡航費やビザ取得費用についてですが夫の大学が負担してくれたのは、夫の分の渡航費(往復航空券)と健康診断の費用、国内乗り継ぎの際のホテル代(1泊分)と出張手当のみで、ビザ取得費用については自腹でした。(今思えば、研究費でビザ取得費用も申請できたかもなぁと隣でつぶやいています笑)
      少し状況は異なりますが、代理店にビザ取得費用の内訳をメールや文書に記載してもらうように依頼すれば、対応してもらえると思います。
      他にも何かお力になれそうなことがありましたら、いつでもご連絡ください。スポンサーレターは受け入れ先の大学の先生からでしょうか?昨今のビザの発給状況をお伝えして、やんわりを「早くして!」と伝えることをおススメします。

      • yagi より:

        fujikoさま
        土曜日の深夜にご連絡差し上げ、すぐにお返事をいただいたにもかかわらず、お礼が遅くなり大変申し訳ございませんでした。
        丁寧にご教示くださり、誠にありがとうございます。

        なるほど、ビザはご家族分まとめて代理店ににお願いされたのですね。
        内訳をメールや文書に記載してもらう方法を模索してみようと思います。

        はい、受け入れ先の大学の先生にスポンサーレターを依頼しています。
        先日ウェブミーティングを行った際には、希望しているスケジュールの実現は「optimistic」とのご見解で、むしろ私以上に事情をご理解いただいているようでした。
        国際情勢を踏まえると「なるようにしかならない」と腹を括ってはいますが、希望は持ちつつ、自分にできることを尽くしていきたいと考えております。

        住宅事情や荷物に関する情報も、ブログが非常に参考になり、心強く感じております。
        追加でお伺いしたいことがございます。
        健康診断について、なにか指定はございましたでしょうか?
        この件も代理店を通して手配されましたか?
        KPMGと伺っておりますが、代理店についてもご教示いただけますと幸いです。

        渡航後でお疲れのことと存じますので、ご無理のない範囲でご返信いただければ嬉しく存じます。
        心より、楽しい毎日をお過ごしになられていることをお祈り申し上げます。

        • fujiko より:

          お返事が遅くなり申し訳ありません。
          あくまでわたしが知る範囲で…ですが、ネットやSNS情報によると2025年1月に申請した方は今日現在まだビザは発給されていないようです。2024年10月下旬以降このような状況が続いているようです。これもredditの情報なので定かではありませんが、ヨーロッパ各国からの申請は割とスムーズに進んでいるようです。(ドイツ人の方は2月に申請して6月に発給されています。)我々の受け入れ先の大学の先生も「なんだかんだ言って、直前に承認されるよ~」と言っていましたが、あまりにも進展がなかったことに驚いていたので、老婆心ながら本当にとにかく1日でも早く申請されることをおススメします。
          なお、健康診断につきましては雇用主側の義務となっているため、日本の大学の事務に確認された方が良いと思います。ただ、あまりサバティカル実績がない大学(夫の大学がそうです)だと義務があることすらわかっていなく、こちらから「大丈夫ですか?」と確認して「そうなんですね、それではこちらの病院で・・・」という感じで指定がありました。
          代理店については受け入れ先の大学からの指定でKPMGを利用しました。同じ状況の方でご自身で代理店を通さずに申請されている方もいるようですが、このような状況なので代理店を挟んだ方が安心だと思います。また、どちらの代理店かは存じませんが督促レターを無料で送ってくれたところもあったようです。(KPMGは1000$かかりました😢)ただ、代理店を挟まないと督促レターすら送ることはできませんので。

          • yagi より:

            ご丁寧に、ご返信くださりありがとうございます。大変心強いです。
            そうですよね、1日でも早く申請しなければいけませんね。
            先日受け入れ大学とmeetingし、スポンサーレターを依頼しましたが、疑義がかからないよう追加で資料を準備するよう言われたところです。
            派遣元施設にも十分な対応を求めておりますが、早くて4か月ですよね…あきらめずに頑張ります!

            以前のブログを拝読し、受け入れの大学側からの指定でKPMGを利用されたと、質問してから気づきました。
            重複した質問になってしまい申し訳ありませんでした。
            大学の指定する移民弁護士を設定しているかどうか、追加資料提供と同時に確認してみます。

            健康診断についても、ご教示いただきありがとうございます。
            こちらのリストの施設が妥当そうですね。
            https://immi.homeaffairs.gov.au/help-support/contact-us/offices-and-locations/list

            私は完全に自分で調べないといけない立場なので、色々伺ってしまい申し訳ございません。
            手探りではありますが、情報収集しつつ頑張ります。

            オーストラリアでの1年間が、楽しいものとなります事をお祈りしております。

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