オーストラリアで入居までこぎつけた!

前回の記事では家探しのあれこれを記載しました。
ただ、こちらを読んでいる方は「大変なのはわかったけど、どうしたら入居できるの?」と思っている方が多いことと思います。
そこで、我々がやってみたコツ?裏技?をご紹介します。
ただ、あくまで我々の場合でたまたまだった可能性もあります。ただ、1日も早く定住先を見つけたいと思っていると思いますので、ダメ元でやってみると良いかもしれません(笑)

とにかく足で稼ぐ

まずは、相場観がわからないのでとにかくインスペクションに行きまくりました。正直、めちゃくちゃ大変でしたが、写真だとわからない雰囲気や細かな点、臭い、古さ、家具や家電の実際の感じなどをしっかりと自分の目で見ることができて、結果として行って良かったです。また、多くの日本の方は家の中を土足で歩くことに抵抗があると思います。(わたしもそうでした。)ただ、新築でない限り、前の住人は土足で何か月~何年も生活していたので、カーペットよりもフローリングが良いなと思っていました。実際に自分が住むとなった時に、どの部屋に何を置くかもイメージできると良いと思います。
また、本当は小さな娘もいるのでバスタブ付きが良かったのですが、そこにこだわり過ぎる必要はありません。もちろん付いているに越したことはありませんが、家が決まらずに時間が過ぎ、ホテル代が嵩むストレスを考えると、シャワーでもなんとかなります。
収納はどれだけあるか、空調はついているか、TVのジャックはどこにあるか、水回りは汚くないかなどなど…色々と気になるところはありましたが、あとは雰囲気だと思います。自分が「良いな」と思ったところにアプライするのが良いと思います!

不動産屋さんと仲良くなる

不動産屋さんに良い印象を植え付ける作戦です。これは、意外に思われるかもしれませんが、入居者を決める際にオーナーに具申することもあるそうなので、バカにできないのです。
インスペクションの際、我々は必ず最後まで残り、不動産屋さんに色々と質問をしました。ネットは自分で契約するのか、水や電気は入居後すぐに入ることができるか、同じような物件を持っていないか、入居しやすくなるコツはないか(笑)などめちゃくちゃ聞きまくり、最後には「我々はとってもここが気に入った!ぜひ入居したいのでよろしくお願いします。」と挨拶をし、名刺を渡した上で「あなたの名刺ももらえる?」と名刺交換をしていました。
そして、インスペクションが終了するとすぐにお礼のメールを送って、アプリケーションもできるだけ早く送っていました。(ここまでまるでわたしが行ったかのように書いていますが、すべて夫が行っていました(´∀`)w
日本だとちょっと引かれるレベルのグイグイ具合ですが、外国だとこれくらい主張しないと覚えてもらえませんし、熱意も伝わらないそうです。こちらに来ると人格が変わりますね…。

リファレンスレター(推薦状)を依頼する

本来であれば、過去の賃貸契約の際に家賃の支払いに遅れがないかなどを証明するものを提出するのですが、我々にはそのようなものがないので、代わりに信頼を得るためにリファレンスレターを添付します。(提出を義務付けられている場所もあるようですが、我々が見たところはほとんどが任意でした。)
具体的には夫の受け入れ先の大学の先生と、わたしの日本での職場の上司にお願いして、①どんな仕事をしているか、②社会的信頼に足るか、③人物像はどんなであるかなどを記載の上「であるからよって、わたしの名の元にくれぐれもよろしくお願い申し上げまする!」といった書類になります。こんなもん、何の効力があるのやら…と舐めていましたが、オーストラリアでは家賃を支払わずに夜逃げしたり、滞納が続いて退去命令が下されることがあるそうです。オーナーとしても、そういったトラブルは避けたいということで、身分が明確で保証されていると印象が良くなるそうです。
一応、公務員の端くれで良かった~~~と思いました(笑)ちなみに上司にお願いする際には、こちらで作った英文を「添付してください!」とお願いし、できるだけ負担を掛けないようにしました。自分で自分のことを「明朗快活で~」「責任感があり~」「社会的信頼も厚く~」などと記載し、それを上司に「そんじゃよろしく」と送るのには結構抵抗がありました…が、なかなか住居が決まらないこともあり、最終的にはそんなことを気にしてる場合じゃなくなりました。

家賃を上乗せ提案する

他の人たちと差別化してもらうために、アプリケーションを送る際に「$○と記載されていましたが、我々はこの家に住むことができたら$○+α(具体的な数値)を支払うことを約束します」と記載しました。オーストラリアの家賃は2週間に一度の支払いなので、仮に$50上乗せした場合、月額$100~のプラスになるわけです。オーナーからすると、悪い話ではないはず。
家賃が高い上に+αでなんか払っていられるか!という気持ちも十分理解できますが、オーナーと良好な関係を築くためにも、最初の印象はとても大事だと感じています。
せっかくの短い滞在期間、住居関係で困るのは最初だけにしたいという思いも込めて、+αの家賃を提案しました。

これらの効果があったか、なかったかは定かではありませんが、やれることをとにかくやり尽くして我々は無事に第一希望の家に入居することができました。やぁ~良かった良かった。

…と7月上旬に下書きに入れたまま、放置していたら遂に8月になってしまいました。その後、☝には住居トラブルは嫌だ~みたいなことを書いていましたが、良い伏線になっていますw
その後も色々ありましたが、それについてはまた今度。
サブクラス408ビザを今年はじめに申請された方々が、続々と発給されているようで安心しました。こちらのブログを見て下さっている方々も無事にオーストラリアに来ることができますように。

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